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概要

冷却塔カタログ

開放式冷却塔密閉式冷却塔極超低騒音型冷却塔設計、選定時の注意事項冷却塔の設置場所について1)冷却塔の設置する場所には、通風のよいところを選んでください。1)塵埃、酸性排気、高湿排気、水蒸気などの多い場所は避けてください。1)特に大量の煤煙を吸入すると、冷却塔のみでなく、配管、接続された機器類まで腐食されます。2)ルーバ面と壁、その他の障害物との間隔が少ないと、空気を吸い込む際の抵抗となり、冷却能力が低下しますので、下図の距離L以上をとって設置してください。注)上記L寸法は障害物が外壁、建物の場合です。開口部の場合、開口面積と開口率により緩和されます。また障害物の高さによっても変わりますので、お問い合わせください。3)障害物のほうが冷却塔より高い場合は、ショートサーキット防止のため、ダクトを設けるようにしてください。4)配管類はカタログ記載の各配管口径に合わせて接続してください。5)配管、ポンプは冷却塔運転水位以下の位置に据付け、エアポケットを生じさせないように配管してください。耐熱限界温度について冷却用量L寸法5~15RT0.5m以上20~70RT1.0m以上80~100RT2.0m以上110~175RT2.5m以上200~400RT3.0m以上500RT以上3.5m以上充てん材は硬質塩化ビニル樹脂性で、高温水が流入すると座屈することがあります。標準型の場合、標準での使用限界温度はTW1<45℃となっております。試運転時の高温水に注意してください。なお、TW1≧45℃を超える場合には耐熱性の特殊充てん材がありますので、事前にご相談ください。製品紹介資料冷却塔設計、選定時の注意事項騒音対策について冷却塔の設置状況により、騒音値が多少異なります。騒音対策が必要な場合は事前にご相談ください。補給水量について(1)蒸発量の計算(WE)kg/hWE=(tW1-tW2)×L×Cp÷2520TW1:入口水温(℃)TW2:出口水温(℃)L:循環水量(kg/h)Cp:水の定圧比熱(4.2kJ/kg℃)2520:水の蒸発潜熱(kJ/kg)一般空調用の出入口水温差は5℃ですから各項に数値を代入して計算すると蒸発量は循環水量の0.83%となります。(2)キャリーオーバ量(WD)kg/h塔体の構造、通過風速などにより変化しますが、開放型冷却塔の場合循環水量の0.05%程度です。補給水量(△L)kg/h上記2項の合計となります。△L=WE+WD=0.83+0.05=0.88%実際にはこれに安全を見越して、循環水量の1.3~1.5%程度とします。(参考)ブローダウン量(WB)kg/h空気中の汚染物質の量・補給水の水質・濃縮倍数などによって変わりますが、空調用の場合は一般に循環水量の0.3%程度が必要と言われています。配水管の選定給水管の選定は上記の補給水量と給水圧、ボールタップの流量特性から求めます。特に補給水圧の低い自然落下式タンクなどをご使用の場合には、事前にご相談ください。補給水圧が0.03MPa以下では極端に吐出水量が減少し、補給水圧が0.5MPa以上では動作不良を起こす事がありますので、補給水圧は0.05~0.3MPaとなるように設定してください。44COOLING TOWER 07 series