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概要

TAAC

実験データ結果先進の機器と技術のもとに、充分な時間と丹念な観察による実験を重ねてTAACのスペックとクオリティを検証しています。タスク気流が人体の温冷感へ与える影響タスク気流が人体の生理量及び温冷感に与える影響を把握するための実験。男性6名・女性3名に、クールビズ時の着衣量(0.5clo)で30分毎に踏み台昇降運動を行ってもらい、温冷感と快適感について調査しました。実験目的実験条件実験室の物理量や被験者の生理量及び心理量を計測実験ケース被験者実験想定季節室内設定温度着衣量実験期間男性:6名女性:3名夏期28℃0.5clo(クールビズ時)2015年8月25日~8月26日CASECASE ACASE B室内設定温度26[℃]28[℃]吹出し温度差10[K]12[K]タスク操作権無有実験手順被験者は10分毎に1人ずつ入室する入室後、アンケートの回答(10分毎)およびオフィス模擬作業を行う30分毎に踏み台昇降運動【入室30分後】代謝量1.4met(立位ファイル整理)【入室60分後】代謝量1.7met(オフィス内を歩き回り)実験結果CASE A[26℃・タスク無]暑い3暖かい2●男性●女性やや暖かい1どちらでもない0やや涼しい1涼しい2寒い3-3-2-10123不快快適温冷感と快適感の相関CASE別比較CASE B[28℃・タスク有]暑い3暖かい2やや暖かい1どちらでもない0やや涼しい1涼しい2●男性●女性寒い3-3-2-10123不快快適CASE Aと比較し、CASE Bの方が“涼しく快適”な申告が多くありました。女性の温冷感申告に関してはCASE A「寒くて不快」の申告が見られます。CASE B「やや涼しい」~「寒い」の申告が減少し、不快側の申告が見られません。個人の温冷感の違いに対応できます。これからもさまざまな実験を重ね、その効果検証を通して「さらに女性にやさしい空調」を追求してまいります。※共同研究:芝浦工業大学秋元研究室09 KUKEN KOGYO. CO., LTD.